VINEの裏側を覗き見!VINEのレビュワーとは一体どんな人たちなのか徹底解説!

はじめに

Amazon物販け込み寺の桜木です。

本日のテーマは「VINEの裏側を覗き見 VINEのレビュワーとは一体どんな人たちなのか」について徹底解説します。

VINEことAmazon先取りプログラム、あなたも使っていますよね?

僕ももれなく新商品を出すたびに使ってレビューを集めています。

僕たちセラーはレビューを書いてもらう側ですが、一体どんな人がレビューを書いているのか知らない人が多いんじゃないでしょうか?

僕自身も全然知らなかったので、今回詳しく調べてみました。

この記事を読むことで以下のことが分かります:

  • VINEメンバーとは何か
  • VINEメンバーはどうやって商品を手に入れるのか
  • VINEメンバーの種類について
  • どうやったらVINEメンバーになれるのか
  • VINEメンバーたちの本音

意外な発見もあり、なかなか面白かったので皆さんとシェアしたいと思います。

セラーから見たVINE

まずは僕たちセラーから見たVINEについておさらいしましょう。

VINEとは簡単に言うと、Amazonにお金を払ってレビューを買う仕組みです。

そして、レビューは最大30個までつきます。

VINEプログラムの魅力は大量のレビューがすぐに付くことです。

発売当初のレビュー0個の時が最も苦しいので、お金を払ってでもレビューが買えるというのは本当に助かりますよね!

ただしVINEでつけられる点数は厳しめです。

しっかりしたレビューを書いてもらえるものの、どうも良い点数が付かないと感じている方は多いでしょう。

また、最大30個レビューが付くと言いましたが、商品をもらうだけもらってレビューを書かない不届き者がちょいちょいいます。

「ただでもらってるんやからレビューぐらい書けや!」と了見の狭い僕は思ってしまうんですが、Amazonのルール上、絶対書かないといけないわけではないようです。

さらに、時々おかしな評価をする人もいます。

例えば:

  • どうしても5つ星をつけたくない人
  • 理不尽な理由で低評価をつける人

先日のことですが、「無料だから取り寄せたけど本当はこんな商品欲しくないので3つ星」というVINEレビューを入れられました。

要らないなら取り寄せないで欲しいですよね。。。

VINEメンバーとは

では、VINEメンバーとは具体的にどんな人たちなのでしょうか。

VINEメンバーは、VINEのレビューを書いてくれる人たちのことです。

彼らはレビューを書く前提で商品を無料でもらえるという特権を持っています。

羨ましいですね!

僕は当初、Amazonから直接VINEメンバーにメールが来て商品を紹介するのかと思っていましたが、実際は違いました(昔はそうだったようです)。

VINEメンバーはメンバー専用サイトにログインして、自分で欲しい商品を探して「購入」(実際には無料で入手)します。

また、重要な点として、商品の譲渡や転売は禁止されています。

期間については諸説あり、6ヶ月という情報もありますが、確実なことはわかりませんでした。

ただ、少なくともすぐに転売するのはルール違反のようです。

でも、僕が去年VINEに登録した商品が、登録からわずか2週間後にメルカリに出品されていたこともありましたね。

「買ったけど使う機会がないので出品します」と堂々と書かれていました(笑)

その時点でVINE以外では1件も売れていなかったので、VINEによる出品であると特定できました。

ただ、その時点で悪いレビューは入ってなかったので文句はありませんけどね。

実際のところ、Amazonの社員も忙しいので、VINEの商品が転売されているかどうかなんていちいちチェックしてないでしょう。

そんな周りから見るとうらやましいかぎりのVINEメンバーですが、招待制なので誰でもなれるわけではありません。

また、半年に1回審査があり、条件を満たさないとクビになる可能性もあります。

VINEメンバーの種類

VINEメンバーとひとくくりで話してきましたが、実は2種類あります。

メンバーの種類

シルバーメンバーの特典と条件

  • 1万3569円までの商品が対象
  • 1日3個まで注文可能
  • レビュー率60%で資格更新

ゴールドメンバーの特典と条件

  • 金額制限なく全ての商品が対象
  • 1日8個まで注文可能
  • レビュー率90%以上で資格更新

アップグレード条件

  • 6ヶ月以内に80商品を注文
  • レビュー率90%以上

ここでいくつか気になる点があります。

まず、低いステータスであるシルバーでもレビュー率60%で更新可能ということです。

「ああ、だからか~」と納得できる部分ですね!

VINEに申し込んでも毎回レビューを書かない人がいるのは、60%でも合格だからなのでしょう。

逆に考えると、レビューを書かない人は全体の30個のうち2-3人程度ということなので、VINEメンバーは総じて真面目な人が多いと言えるんじゃないでしょうか。

そしてアップグレード条件を見ると、かなり厳しいことが分かります。

6ヶ月以内に80商品というのは、1ヶ月あたり13商品以上を購入し、そのうち12件以上(90%以上)のレビューを書かなければならない計算になります。

これってかなりキツくないですかね!?

VINEメンバーになる方法

無料で商品がもらえるVINEメンバーになりたいと思う人は多いでしょうが、どうやったらなれるのでしょうか?

残念ながら、詳細な条件は非公開です。

秘密主義のAmazonらしい対応ですね。

条件を公開すると、それを狙って行動する人が増えるため、仕方ない面もあるでしょう。

Amazonが唯一公表しているのは「洞察に満ちたレビューを一貫して書いている人は招待されやすい」という抽象的な条件のみです。

Amazonお得意の英語の機械翻訳?のようで分かりにくい表現ですが、要は質の高いレビューを継続的に書いている人ということでしょう。

条件は非公開なので、ネット上でVINEメンバーたちが語っている情報を以下のとおり集約しました:

  1. 質の高いレビューを書いていること
    • 文字数が多く詳細な内容であること
    • 内容が整理されていること
    • 写真や動画を添付している人が多い
  2. 長期間に渡り定期的にレビューしていること
    • 短期集中よりも継続的なレビュー投稿が重視される
    • 一定の周期でコンスタントに書く方が評価されるようだ
  3. レビュー数とその評価
    • レビュー数が50〜100件程度で招待された人が最も多い
    • ただし、一桁のレビュー数でも招待された例もある
    • 「役に立った」の数は数十個の人が多いが、一桁でも招待された例がある

海外の情報では、元Amazon社員と名乗る人が「VINEの招待数にはAmazonの内部割当て枠があり、時期によって招待の出やすさが変わる」と発言しています。

これを信じれば、基本的にはある程度のレビュー数は必要で、「役に立った」ボタンが押されているほど招待されやすいけど、時期によっては数が少なくても招待されることもある、ということでしょう。

レビューのテンプレート

日本や海外のVINEメンバーたちの情報をもとに、Amazonが評価しそうなレビューのテンプレートを考えてみました。

質の高いレビューには以下の要素が含まれています:

  1. なぜこの商品を買ったのか
    • 誰のために購入したのか
    • どんな用途で使うつもりだったのか
    • 購入のきっかけは何だったのか
  2. どんな商品なのか
    • 具体的な使い道
    • スペックや特徴
  3. 使ってみてどうだったか
    • 満足した点
    • 不満に感じた点
  4. 総合評価
    • 全体としてどう評価するか
  5. こんな人におすすめ
    • どういう人に向いている商品か

このようなレビューが書かれていれば、商品購入を検討している人にとって非常に参考になるはずです。

自分が何かを買おうと思った時、このような情報が得られれば購入の決断がしやすくなりますよね!

VINEメンバーの感想(満足点)

ここからはVINEメンバー自身の言葉を拾って、彼らがどのような感想を持っているのか見ていきましょう。

まずは満足している点からです。

「無料なので嬉しい」

当然といえば当然の感想で、誰でも無料で商品がもらえれば嬉しいでしょう。

「新製品を試せる」

VINEは基本的に新発売の製品に使われることが多いので、運が良ければ最新の商品をいち早く試すことができます。

新製品好きにはたまらない特権ですね!

「高額商品をもらえる」

先ほど説明したように、シルバーメンバーでも1万3000円台までの商品がもらえます。

ゴールドメンバーになると金額の上限がなくなるため、数万円の商品も入手可能です。

私も数万円の商品をVINEに出したことがありますが、もらえたら相当うれしいでしょうね。

「自分では買わない商品をもらえて視野が広がる」

これは意外と重要なポイントです。

普段なら自分のお金を使って買わないような商品を試すことで、新たな発見があるようです。

「ライティングスキルが上がる」 継続的にレビューを書くことで、文章力が向上するという副次的なメリットもあるようです。

真面目で前向きな方々がVINEメンバーになっているのが伺えます。

さすがしっかりしたレビューを書くだけのことはありますね!

VINEメンバーの感想(不満点)

意外かもしれませんが、情報を集めてみると不満の方が多く見られました。

無料でもらえるのに贅沢な話ですよね!

しかしVINEメンバーにも様々な苦労があるようです。

「カテゴリーによって商品数に偏りがある」

これは仕方のない面もありますね。

セラーに人気のカテゴリーと不人気なカテゴリーがあるのは当然です。

「人気商品・高額商品はすぐなくなる」

良い商品はすぐに品切れになるようです。

中には1日中パソコンに張り付いているような「プロ」のVINEメンバーもいるとか。

そういった人たちの中には転売目的の人もいるのかもしれません(個人的な推測です)。

「無料なので自分以外のメンバーは点数が甘め」

これは意外でした!

セラーから見るとVINEのレビューは厳しい点数がつくイメージがありましたが、VINEメンバー内部では逆に「甘すぎる」と感じている人もいるようです。

こう思っている人が厳しい評価をつける傾向があるのかもしれませんね。

「大量の商品や段ボールで家が圧迫される」

これは現実的な問題ですね。。。

シルバーメンバーならまだしも、ゴールドメンバーになると月に30個以上の商品が届く可能性があります。

広い家に住むか、こまめに処分しないと、家が商品や段ボールで埋まってしまうでしょう。

そう考えると、VINEの商品を転売するのも、ある程度は仕方ないのかもしれません。

「VINE中心の生活になる」

特にゴールドメンバーで顕著な問題のようです。

月13〜14個以上のレビューを書くとなると、2日に1回は新商品を評価する計算になります。

人気商品を獲得するためにPCに張り付く必要もあり、生活の中心がVINEになってしまうという声があります。

「税金が鬱陶しい」

アメリカのVINEメンバーからの声です。

米国では商品価格の累計が600ドルを超えると税金の支払いが発生するようです。

米国の内国歳入庁(IRS)は「世界最強の徴税機関」と言われており、日本の国税庁よりも厳しいため、VINEで得た商品も所得として申告する必要があるとのこと。

日本でも厳密には一時所得または雑所得として申告が必要なはずですが、日本の国税庁は人員不足のため、VINEの商品程度で税務調査をするとは考えにくいでしょう(たぶん)。

実際、日本でVINEの商品を確定申告しているVINEメンバーはほとんどいないのではないでしょうか(個人の感想です)。

まとめ

VINEメンバーについて様々な角度から見てきました。

ここでポイントをまとめておきましょう。

VINEメンバーはレビューを書く前提で商品を無料でもらえる特別な立場にあります。

彼らはメンバー専用サイトで常時4000点ほどある商品の中から自分の欲しいものを選んで「購入」します。

VINEメンバーになるためには招待される必要があり、誰でもなれるわけではありません。

また、メンバーにはシルバーとゴールドのランクがあり、それぞれ特典と条件が異なります。

私たちセラーから見るとVINEは厳しい点数をつけるイメージがありますが、興味深いことにメンバー自身は「甘めの採点」だと感じているようです。

VINEメンバーは一見するとただで商品がもらえて良いように思えますが、実際には様々な負担があることも分かりました。

特にゴールドメンバーは月に11点以上のレビューを書く必要があり、ほぼ仕事のような負担になっているようです。

今回の調査を通じて、個人的にはVINEメンバーになってみたいという気持ちが強くなりました。

セラーでもVINEメンバーになれるのかは分かりませんが、興味のある方は積極的にレビューを投稿してみるのも良いかもしれません。

視聴者の中にVINEメンバーがいらっしゃれば、記事の内容で間違っている点や、最新の情報などがあればコメント欄で教えていただけると嬉しいです。

お待ちしております。

上記内容をスライドで解説した動画はこちら

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